那覇の9割が焼失「10・10空襲」から72年 「元軍国少女」が語る当時

1944年10月10日、沖縄・那覇の市街地の大部分を焼く空襲が米軍によって行われた。「10・10(じゅうじゅう)空襲」とも呼ばれるこの空襲。住民の4人に1人が命を落としたとされる45年3~6月の沖縄戦の影に隠れ、全国的には知られる機会が少ないが、それまで直接的な戦争被害をあまり受けていなかった沖縄県民にとっては「初めて戦禍を身近に感じたとき」「沖縄戦に続く惨劇の始まり」などとして語り継がれている。

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