里見浩太郎 かつては仲買卸売業の名優が語る「築地の思い出」

「築地は、人の心がうごめいている場所、“あ〜これが生きているということだ”と感じられるところなのです」   そう語るのは俳優の里見浩太朗(79)。高校卒業後、歌手を目指して上京。築地市場の叔父の会社に就職した。   「私は、そろばん2級と簿記3級をもっていたから、てっきり経理として働くものだと思っていたんです」   里見の叔父は塩物や干物を扱う仲卸。経理係のはずだったが……。   「いきなり初日

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