五番山笠・恵比須流 神光普照三千界

博多の名刹(さつ)・承天寺を開いた聖一国師。疫病退散を祈願するため施餓鬼棚に乗って水をまいたのが山笠の起源とされる聖一国師の故事が、仏僧である一田研寿総務の「山笠と仏教の深い関わりを知らせたい」という思いを表現。玄界灘で嵐を鎮めようと祈る姿を描いた鬼気迫る表情は、勇壮な差し山(奇数番の山笠)にふさわしい迫力。一田総務も「感無量の仕上がり」。 (人形師は亀田均さん)=2016/07/09付 西日本新

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