ドイツ語版村上春樹作品が、翻訳が原因で大論争になった背景とは?

5月下旬、ベルリン森鴎外記念館で「朗読座談会 村上春樹」が開かれた。このイベントは、ドイツで出版されたばかりの『騎士団長殺し』とその翻訳の裏話について、ドイツ語訳を担当したウルズラ・グレーフェさんに話を聞くという企画だ。当日は立ち見も出るほど盛況で、質疑応答の時間にはたくさんの質問が寄せられた。 村上春樹の作品はドイツでも人気が高い。村上氏の新刊が発売されるとドイツメディアではいくつもの書評が書か

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