『夜廻り猫』作者が読書で学んだ「どうしようもない人間の業と救い」

理想は遠くても、救いはある 私は小さい頃から、本の好みが明確で、受け入れられるものとそうでないものがはっきりしていました。 受け入れたものは何度も読み返し、その感動や驚きが、『夜廻り猫』をはじめとする私の作品世界を創り上げているのだと思います。 ムーミンの小説シリーズは何冊もありますが、いちばん好きな一冊が『ムーミン谷の夏まつり』です。 夏まつりの時期に、洪水に見舞われたムーミン一家は、「劇

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