数多いボクシング映画に対抗できるアプローチを見つけた「スパーリング・パートナー」 2017/11/12 40歳代半ばを迎え、盛りを過ぎてもボクシングが好きでたまらない落ち目のボクサーが、家族を養うためにトップ選手のスパーリング・パートナーを志願する――。「憎しみ」などの問題作を監督し、俳優としても「アメリ」などで個性を発揮するマチュー・カソビッツが主演。本格的にボクシングを訓練し、中年ボクサーの悲哀と家族に対する情を演じ切る。俳優出身で、脚本・監督を担当したサミュエル・ジュイは本作がデビューとなる。