黒い欲望を描く現代の魯迅

「こんな構図、よく思いつくなあ。さすがはプロだね。どんな写真になるのか楽しみだ」。カメラマンの動きや指示に一つ一つ感心しつつ、緊張気味にレンズを見つめる。同郷の親友・田原氏が教鞭を執る東京都千代田区の城西国際大学で(撮影・伊ケ崎忍)  現代中国を代表する作家のひとり、閻連科の作品が昨年、相次いで翻訳刊行された。村上春樹に次ぐアジアで2人目のフランツ・カフカ賞作家。何が日本の読者を魅了しているのか

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