ほぼ正方形で切り取られた白黒のホラー映画『ライトハウス』が“古風かつ斬新”な理由 2021/7/9 1890年代、ニューイングランドの孤島にやってきた二人の灯台守。反りがあわず衝突を繰り返す二人は、やがて嵐のため島に閉じ込められ、徐々に狂気の淵へ導かれていく。ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンが反目しあう二人の灯台守を演じた『ライトハウス』は、異様な緊張感に満ちたホラー映画。ほぼ真四角に近いフレームで切り取られた白黒の映像は、おぞましさと美しさを同時に感じさせ、見る者を震わせる。 【写真