「イラン新大統領」ライシ師とは何者か?反体制派処刑を推進した“死の検事” 2021/6/20 6月18日投票のイラン大統領選挙で反米保守強硬派のイブラヒム・ライシ師(60)が圧勝する見通しとなった。穏健派や改革派の有力候補が事前の資格審査で失格となり、同師の当選がほぼ確約された茶番レース。投票率も初めて50%を割る公算が濃厚で、首都テヘランは白け切った雰囲気だ。最高指導者ハメネイ師の後継者と目される“革命体制の申し子”ライシ師とは何者なのか。 (btgbtg/gettyimages)