聴力失い「振動」でリズム刻み続けるベーシスト

聴力を失いながらも、リズムを刻み続けるジャズベーシストがいる。福岡県大任町出身の吉本信行さん(63)=山口県下関市=は病気で30代から聴力が弱まり、音色を判別することができない。ただ、リズムは感じ取れるため、「失聴前に聴いていたメロディーを引き出すことで演奏はできる」。自信を深めるベーシストは10日、古里の福岡県筑豊地区でライブを開く。  吉本さんは大学生の時にジャズ喫茶で聴いた躍動感のあるリズム

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