杉野希妃が完成させた、現代を反映した“私らしい”新しい「雪女」とは

小泉八雲の「雪女」をもとに、「マンガ肉と僕」や「欲動」で注目される杉野希妃が新たな解釈で映画化した、寓意に満ちたファンタジー。いつとは特定できない時代を背景に、猟師の巳之吉と雪女の不思議な縁が美しい映像のなかに綴られていく。監督自身が雪女を演じ、青木崇高、山口まゆ、佐野史郎が脇を固めている。モノクロームとカラーを巧みに使い分けた撮影の上野彰吾、美術の田中真紗美が“妖しの世界”を見事に表現している。

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