病魔と闘う荒ぶる役者たちの不屈秘話 「第2回・梅宮辰夫」(1)女を泣かす梅宮で売り出せ 2016/10/26 「不良性」と「女たらし」を打ち出し、独自の味わいで看板スターになった。さらに梅宮辰夫は、テレビの世界でも「兄貴分」の立ち居振る舞いで、新たな魅力を開花。東映の武骨な役者としては、茶の間にも温かく受け入れられた稀有なタイプである。そして今、次々と襲う疾患と“対マン”を張っている。「昭和の映画スターが皆無のような状態になり残念です。寂しいです。今は詮ないことです。どうか、そちらの世界でもお元気で」 2