亡夫との絆 開花待つ 庭のしだれ梅 面影映し 熊本地震で死別 益城の村田さん [熊本県]

熊本地震の被災自治体で最大の仮設住宅団地「テクノ仮設団地」の一室で、益城町の村田千鶴子さん(82)は慣れない1人暮らしを続けている。4月16日の本震での自宅倒壊で、夫恵祐さん=当時(84)=を亡くし、半年を迎えた。「62年間ずっと2人一緒だったから、まだおるみたい」。結婚記念樹として自宅庭に植えた梅の花を見上げる恵祐さんの写真を心の支えとし、再び花を咲かせる春を心待ちにしている。前震翌日の4月15

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