名匠たちが愛した女優・八千草薫、逝く……

日本を代表する昭和の大女優のおひとり、八千草薫さんが去る10月24日に亡くなった。脚本家・倉本聰渾身のドラマ『やすらぎの刻(とき)~道』をご闘病のために降板されたときから心配されたことではあったが、いざその現実に直面すると、胸にズンと迫るものがある。享年88歳。死因はすい臓がんだった。  その訃報を目に耳にして東宝特撮映画の『ガス人間第一号』(’60年)のタイトルが頭に浮かんでしまうのは、幼少のみ

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