『傷だらけの天使』から『天気の子』へ…聖地から描かれた「故郷」 2019/9/7 令和になり、戦後は74年を迎えた。しかし、時代は途切れているのではなく、続いている。ジャーナリストの佐々木俊尚さんが映画やドラマを切り口に時代を考察する連載第1回は、1970年代に描かれた「東京」と「故郷」を中心に時代を振り返る。物語は、現在現在興行収入1100億円をこえた新海誠監督の『天気の子』の聖地から始まる――。 『天気の子』の「聖地」であり、70年代一世を風靡した作品の舞台となった代々