「うんこ」の話!? 63歳住所不定の奇才が描く、誰も見たことのない野卑で美しい世界

『純子』(赤松利市/双葉社)  赤松利市。この作家がずっと気になってたまらなかった。馳星周氏が手がけた『不夜城』(KADOKAWA)のハードボイルド感に感動した後、彼が選考委員を務めた「第1回大藪春彦新人賞」にて満場一致で受賞に至った赤松氏の存在を知ったからだ。文芸界に突如現れた「住所不定・無職」の大型新人。赤松氏には、そんなキャッチフレーズがつけられている。 いま、編集部注目の作家 『藻屑蟹』(

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