中村研一、戦前の4作品発見 仏滞在期の入選絵画も 9月、宗像の生家で一部公開

1928年にサロン・ドートンヌに出品され、このほど所在が分かった「魚つり」 福岡県宗像市出身で昭和の洋画界の重鎮だった中村研一(1895~1967)の戦前の作品が次々に見つかっている。フランス留学中に現地展覧会で入選し、所在が分からなかった作品も。終戦間際の空襲でアトリエが焼け、失われた作品も多いことから、親族は「よくぞ無事でいてくれた」と感慨深げだ。  研一は祖父母の住む宗像市で育ち、県立中学修

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