由紀さおり『夜明けのスキャット』は、なぜかくも人を感動させたのか

一度聴いたら耳を離れないイントロ、そして透き通るように歌い上げられるスキャット。名曲ばかりの昭和歌謡界にあって、この曲は異質な魅力を持っていた。 歌詞がないという衝撃 山上 『夜明けのスキャット』が発売されたのは、'69年3月です。 当時、駆け出しの作詞家だった僕の名前を、世間の皆さんに知ってもらえたありがたい曲ですが、制作中はとにかく苦労の連続でした。それでも、50年経ったいまでも聴かれる

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