ピンク映画の聖地 「上野オークラ劇場」再生物語 2016/10/9 大蔵映画の斎藤豪計氏(右)と鍋島宇宙氏 かつては活動弁士(無声映画の解説者)や映画館主をして日本映画産業に貢献してきた大蔵貢氏が、1947年に設立したのが大蔵映画株式会社である。今も新作を撮り続ける唯一のピンク映画会社だ。 大蔵映画の強みはなんといっても自ら新作を製作し、東京・上野の直営館「上野オークラ劇場」ほか国内の劇場に配給する興行基盤を築いたところにある。 ピンク映画は1960~70年代