フィクションと現実が交差 『存在のない子供たち』が映し出した子供たちの窮状

中東の諸国が共有する貧困層の生活と、その犠牲になる子供たちの姿を映し出し、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、『存在のない子供たち』。 本作では弁護士役で出演もしている、レバノン出身のナディーン・ラバキー監督は、貧民窟にカメラを持ち込み、主役のゼインを演じるゼイン・アル=ラフィーアをはじめとして、演技未経験の現地の人々を出演させている。 ゼインの目を通して描かれていくのは、極貧

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