知りたい 亡き父の姿 富山丸沈没75年 語らぬ母、記者に思い託す

鹿児島県・徳之島の慰霊塔を参拝するたびに母親に話を向けてはみるが、「迷惑そうな顔をされるんです」と話す新谷征磨さん=6月7日、宮崎市 太平洋戦争末期、米潜水艦の魚雷攻撃で輸送船「富山丸」が沈没し、約3700人が犠牲になってから29日で75年。宮崎市の遺族、新谷征磨(しんがいせいま)さん(75)は、最近まで富山丸のことも、戦死した父新治さん=当時(26)=が乗船していたことも知らなかった。母は何も教

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