ヘビー級で世界と戦った男が明かす、K-1の過酷さと「舞台裏」【最強さん、いらっしゃい!第二回】佐竹雅昭・後編
公園で我流の特訓をしていた少年が、いつの間にか空手の日本チャンピオンになっていた!(前編はこちらをクリック)さらなる高みを目指し、佐竹雅昭は異種格闘技戦、そしてK-1の舞台へと足を進める。日本人ヘビー級選手として闘う中で、佐竹が見出した最強の意味とは――。
「前田日明さん、僕と戦ってください」
──時は80年代後半のバブル最盛期。プロレス界でも「新生UWF」という団体がまるでバブルのように一大ムー