【映画コラム】現代にも通じる、知られざる歴史を描いた『ある町の高い煙突』

明治時代末期から大正時代にかけて、茨城・日立鉱山の亜硫酸ガスによる煙害に対して、当時世界一となる大煙突を建設した人々の姿を描いた『ある町の高い煙突』が公開中だ。原作は新田次郎。監督・脚本は同じく茨城を舞台に、岡倉天心の活動を描いた『天心』(13)の松村克弥。 (C)2019 Kムーブ    本作を見ると、国策・殖産工業に伴い、雇用などで地元も潤うが、同時に自然破壊や公害、事故なども発生するという

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