新曜社も「十数カ所」=芥川賞候補作の表現類似問題 2016/10/4 2018/7/2 18日選考予定の芥川賞候補作、北条裕子さんの「美しい顔」に既刊書籍と似た表現が含まれていた問題で、新曜社(東京)は2日、同社刊行のノンフィクション「3・11慟哭(どうこく)の記録」(金菱清・東北学院大教授編)にも参照されたとみられる類似部分が十数カ所あったことを明らかにした。 この問題をめぐっては、「美しい顔」を掲載した文芸誌「群像」の出版元である講談社が先月、新潮社刊行のルポをはじめ計5作を参考