「私が書かなければ」 父と瀬戸内寂聴さんは不倫をしていた

『あちらにいる鬼』(井上荒野 著)  今年、作家生活30周年を迎えた井上荒野さん。最新作『あちらにいる鬼』は戦後文学の旗手と呼ばれた父・井上光晴と母、そして光晴氏と長年、恋愛関係にあった瀬戸内寂聴をモデルに、彼らの三角関係を描いた長編小説だ。 「2014年に母が他界して、それから1年ほど経った頃に『ご両親と寂聴さんの関係性をテーマに小説を書いてみませんか?』と担当編集者から提案されました。でも寂

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE