「銀色の卵」がその殻に映し出すのは 奇妙にゆがんだシカゴの摩天楼の姿

高層ビルが立ち並ぶシカゴの都心に突如現れる、奇妙な形をした巨大な物体。いったい、何のためにここにあるのか……。これは、2006年に完成したパブリックアート。高さ10メートル、幅20メートルもある作品はひとつの大きな塊のように見えるが、168枚のステンレス板をつなぎ合わせたものだ。鏡のような表面に映し出されているのは、シカゴの街並み。ゆがんで映る街の姿は、見る角度によって次々と変化する。この斬新な作

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