村上春樹さんが月刊誌にエッセー=父の記憶と自らのルーツつづる

作家の村上春樹さん(70)は、10日発売の月刊誌「文芸春秋」6月号に「猫を棄(す)てる 父親について語るときに僕の語ること」と題したエッセーを寄せた。2008年に90歳で他界した父の人生を、親子で交わした会話や関係者への聞き取りを基に詳述し、自らのルーツを明かしている。 村上さんは、小学校の低学年当時に父と一緒に猫を捨てに行ったエピソードから筆を起こし、父について、その生い立ちや文学に打ち込んだ学

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