「たべるのがおそい」終刊号/片岡義男「窓の外を見てください」

平成最後の月は、月刊の四誌(「群像」「新潮」「すばる」「文学界」)に加えて、季刊の「文藝」、隔月刊の「三田文学」、年二回の「たべるのがおそい」の刊行が重なって、はからずも主要な文芸雑誌の揃(そろ)い踏みとなった。しかも「文藝」はリニューアル号、「たべるのがおそい」は終刊号である。ついつい「平成の終わり」と「令和の始まり」に関連づけて考えてしまいそうになるが、もちろん改元と関係があるとは限らない。 

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