実話がモチーフの介護小説、判断力・体力・財産を奪われた老人の末路

安田依央さん 撮影/坂本利幸  大企業を定年退職し、妻を亡くして郊外の一軒家で ひとり暮らしをする武田清は、ある日、手作り弁当の宅配を頼む。そのサービスを提供するのは、介護施設「ゆたかな心」。介護業界の風雲児・高坂万平の経営する注目の「オーダーメード介護」施設だ。【写真】笑顔でインタビューに答える安田さん 人としての尊厳を失っていく  物語のキーマン、武田清はエリート意識が高い72歳。身体も思考力

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