「再び潜水士として現場に」 第五管区海保の磯村さん、震災8年に

「生きた状態で家族のもとに返してあげたかった」。第五管区海上保安本部(神戸市)の磯村槙太郎さん(33)は8年前、潜水士として東日本大震災の現場に駆けつけた。海上に浮かぶ何十体もの遺体にやりきれない怒りや悲しみが襲った。一方でちょうどその時期に長女が誕生した。現在は事務職で内勤だが、失われる命と生まれてくる命を同時に目の当たりにしたからこそ、「人の生死に関わり続けたい」と再び潜水士に戻ることを希望し

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