震災がきっかけで「祭り男」へ――亡き祖父の思いを継いだ神輿職人

東日本大震災を契機に、亡き祖父の思いを継いだ神輿職人がいる。宮田宣也さん(31)だ。2011年3月、茨城県つくば市内の自宅も震度6弱で大きく揺れた。当時は大学院生でそのまま留まることもできたが、津波に被災した東北沿岸部の状況をテレビで見たことで、「大変な人たちがいるのに、このまま日常を過ごしてもいいのか?」との思いを抱き、自転車で東北に向かった。 【写真】ベルリンで神輿を担ぐ宮田宣也さん  そこで

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