難題も映像に不思議なエネルギー/片山監督に聞く

片山慎三監督片山慎三監督(38)の長編デビュー作「岬の兄妹」(公開中)は脚に障害のある兄と自閉症の妹の物語だ。社会から孤立し、追い詰められた2人は、妹の売春で食いつないでいく。目を覆いたくなるような題材だが、映像には不思議なエネルギーが満ち、地方都市の暗部をあぶり出して心を揺さぶる。片山監督に聞いた。-デビュー作にこの題材を選んだ理由は。「『累犯障害者』(06年、山本譲司著)というノンフィクション

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