もう40年ほど前、小学2年の出来事をはっきり覚えている

もう40年ほど前、小学2年の出来事をはっきり覚えている。転校生だった私は国語の授業で、担任の先生から物語を朗読するよう促された。緊張しながら読み終えると、先生は「すごく聞き取りやすくて上手でしたね」と褒めてくれた。 実は、私の朗読を褒めたのは、後にも先にもこの先生だけだ。きっと、特徴のない私に「朗読がうまい」という個性を与えようとしてくれたのだと思う。そのおかげで私は、すんなりクラスに溶け込めた。

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