【阪神大震災24年】「2人の分まで生きる」妻と娘失った男性、息子と祈り

優しい妻と待望の長女だった。兵庫県芦屋市の百々(どど)孝治さん(63)は、平成7年の阪神大震災で妻の君子さん=当時(34)=と長女の麻衣子ちゃん=同(2)=を亡くした。震災後、新たに築いた家庭で息子を授かったが、24年前に失った2つの命はかけがえのないものだった。「2人の分まで頑張って生きていくよ」。17日、息子とともに神戸市中央区の東遊園地を訪れた孝治さんは心の中で祈った。(木下未希)  あの日

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