文芸誌の新年号 存在感増す多和田葉子 新連載、対談など4誌に登場/小山田浩子の2作 言葉によって日常から異界へ

文芸誌は、季刊の「文藝」を除き、12月に1月号が発売される。かつては新年号らしい特集が組まれることが多かったが、近年はその傾向が弱まってきたようである。実際の新年号は2月号になるわけだし、新年を迎えて最初に制作されるのは2月発売の3月号になるので、3カ月の内のどの号であっても「新年特集」をやる理由はあることになる。 ということで足並みが揃(そろ)っているわけではないのだが、今月はまず「新潮」1月号

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