のん、6年ぶりの実写映画で見せた多彩な表現力 スターにはなれない人々の哀歓劇『星屑の町』

地に足を着けて生きていくことができない人々がいる。旅の生活は楽しいが、将来の保証はまったくない。そんなドサ回りを続ける、売れない男性コーラスグループの哀歓を描いた水谷龍二作・演出の舞台「星屑の町」シリーズは1994年に初演されて以来、約25年間にわたって上演を重ねてきた。大平サブローの芸達者さ、ラサール石井と小宮孝泰の絶妙な笑いのアンサンブル、渡辺哲、でんでん、有薗芳記の名バイブレイヤーぶりが楽し

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE