取材「合戦」ではなく「協働」へ ジャーナリズムに広がる新たな試み

日産のゴーン事件でマスコミ各社の取材合戦がいちだんと激しくなっているが、2018年の出版界を振り返ると、ジャーナリズムの内部で、きわめて注目すべき動きがあった。 本来は競争し合っているマスコミの記者たちが、ときには勝手に、ある場合は上司の承認のもとに連携を始めているのだ。 「周囲の雑音」は気にしない その端緒となったのは、2月に刊行された『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(集英社)だ。

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