54歳で発達障害だと発覚した男の“その後”

「宗教に行ったのもわかるでしょう? 今は、よく生き延びたな、と自分でも思います。家族や仕事から逃げる度胸もなかったからかな」  54歳の石山誠さん(仮名)はこれまで「自分は何かがおかしい」と感じ続け、新興宗教や霊能者、自己啓発セミナーを渡り歩いた後、80代の父を2年以上にわたって介護した。最期には仕事も辞めて専念し、看取った直後に「発達障害」の診断を受けた。精神科で診断を出された帰り道では、「何

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