落ちぶれた名家の哀しい正月。本家なのに兄弟からは無視をされ…

広島県の山間部にある豪農の旧家――。  毎年、この時期であれば庭先で餅をついたり、しめ縄づくりをしたり、正月を迎える準備に明け暮れる……はずなのだが、庭先は荒れ果て、家の中も散らかり放題。とてもフレッシュな気持ちで新年を迎えようという空気は感じられない。豪農旧家の主・湯川さん(仮名・40代)がうなだれる。 「私はこの家の次男。兄と弟は広島市内で暮らしておりますが、彼らは多忙のため、農業も、実家

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