長州力が愛娘の結婚式で見せた笑顔の裏にあるもの

「失ったものは、家族ですね」 本や映画には必ず〝終わり〟がある。しかし、「Fin」の文字が流れ、フィルムのカタカタとした音が消えた後も、主人公が生きている限り、その人生は続いていくものだ。 ぼくがプロレスラーの長州力さんを主人公として描いた『真説・長州力』という単行本を上梓したのは、2015年夏のことだった。 これまでの人生で何を得て、何を失ったかという質問に彼はこう答えた。 「得たものは、人を見

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