特攻の哀切、30年かけ手記に 元爆撃機搭乗員の丸田さん 2018/12/8 旧日本海軍大尉で、艦上爆撃機の搭乗員だった福岡県宗像市の丸田鉄夫さん(95)が自らの戦争体験をまとめた手記を30年がかりで書き上げた。太平洋戦争の開戦から77年となる8日、手記を託した大刀洗平和記念館(同県筑前町)で初めて講演する。出撃を見送った特攻隊員たちの哀切、特攻の待機命令を受けてからの自らの心境…。「ありのままの事実を子や孫に伝えたい」と語る。 丸田さんは同県飯塚市出身。久留米高等工業学校