戦後日本を代表する写真家土門拳が写真集「筑豊のこどもたち」を出版したのは1960年

戦後日本を代表する写真家土門拳が写真集「筑豊のこどもたち」を出版したのは1960年。今も書店で目にする復刻版はハードカバー装丁で上質紙使用だが、刊行当時はソフトカバーにざら紙印刷だった。「誰でも手に取れるように」と自ら定価100円に設定したためで、こだわりを大事にした土門らしい。20年以上前、私も偶然、古い作品集を手に入れ、その質感に親しみを感じ、今も大切に保管している。収録されている子どもたちは

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