「半世界」が照らし出す“人生の半分”と“世界の半分”/週末エンタメ

「どついたるねん」で監督デビューし「KT」「エルネスト もう一人のゲバラ」などで国際的な問題にも果敢に切り込んだ阪本順治監督(60)の最新作「半世界」(来年2月公開)は、日本の小さな街を舞台にした重厚なヒューマンドラマだ。  監督自身「間口は狭いけれど、奥行きのあるものを撮りたかった」と語るように、山中の炭焼き窯を舞台に人間の挫折と再生が交錯する熱のこもった作品になっている。  父から受け継いだ炭

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE