絶対読むべし!37年かけて完結…小説『流転の海』面白さに戦慄せよ

宮本輝の小説『流転の海』が完結した。 最終巻の『野の春』が刊行された。 とても長い小説だ。書き出されたのはずいぶん昔である。 連載が始まったのが1981年、昭和でいえば56年になる。 何度か中断があり、断続的に書き続けられ、すでに単行本にして8冊が出されている。最終章の『野の春』は雑誌の「新潮」に連載され、今年の7月号で完結、10月末に刊行された。 終わらないのではないかと心配した人も多かっ

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