読んだら眠れなくなる!? 少年が見た「あさみちゃん」とは――精神的に“くる”、日本的ホラー

『恐之本』シリーズ(少年画報社)  決して派手ではないものの、生理的な恐怖感、おぞましいほどの嫌悪感を描かせたら右に出る者がいないのではないか。高港基資さんは、まさにそんなマンガ家だ。  彼がその本領を発揮しているのが、『恐之本』シリーズである(少年画報社)。  本作に収録されているのは、一話完結のホラーストーリー。たとえば、ニューモデルの車を激安で購入した男を襲う少女の霊、中古の家に先に住んでい

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