ほとばしる明るい色彩と奔放に躍る線

ほとばしる明るい色彩と奔放に躍る線。福岡県久留米市の市美術館で、京都出身の洋画家長谷川利行(1891~1940)の回顧展(11月4日まで)を見た。関東大震災から急ピッチで復興する昭和初期のモダン都市東京の風景と人々の息遣いを描いた。画風や破天荒な生き方から「日本のゴッホ」と称される。 カフェに入り浸り、酒代の代わりに絵を描き飛ばしたという。若い頃からアルコール依存症で、しばしばパリ・モンマルトルの

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