【映画コラム】“黒澤映画の影”が見え隠れする『散り椿』

映画カメラマンとして数々の名作に携わった木村大作の監督第3作目で、初の時代劇となった『散り椿』が公開された。 (C)2018「散り椿」製作委員会  舞台は享保時代。かつて藩の不正を訴えたが認められず、故郷の扇野藩を出た瓜生新兵衛(岡田准一)は、病に倒れた妻(麻生久美子)の最期の願いを胸に、故郷に戻る。折しも扇野藩では、藩主の代替りをめぐり、側用人(西島秀俊)と家老(奥田瑛二)の対立が起きていた。

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