【維新150年 大阪の痕跡を歩く】龍馬暗殺犯とされる「京都見廻組」隊士が眠る「心眼寺」

JR玉造駅から長堀通を西に歩く。玉造筋を越え約300メートル、南にゆっくり続く勾配を上ると、小高い丘のほぼ頂上に大阪明星学園の明星高校・中学校のグラウンドが広がっていた。丘陵一帯は、大坂冬の陣で真田幸村が大坂城外に築いた出城の跡と推定され、テニスコートの脇には「真田丸」の顕彰碑が立つ。  坂道の途中、真田一族ゆかりの「心眼(しんがん)寺」=大阪市天王寺区餌差(えさし)町=があった。元和8(1622

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