不倫も「フェス 3日 5人」も炎上の時代。全員淫らで人でなしの背徳アンソロジー、安野モヨコ選!

『背徳についての7篇 黒い炎』(安野モヨコ:編/中央公論新社) 「背徳」。ううむ。これまた背中からゾクゾクさせてくれるような官能が匂い立つ昭和エロワードではないか。文字通り、徳に背き、自らの欲望に身を任せる。そのめくるめく禁断の快楽……。とは言え、世間で使われなくなって久しい言葉の一つが、この「背徳」ではないだろうか。一時の流行り言葉のように乱用されて陳腐化したのではなく、今の時代には毒気が強すぎ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE