「すべてがぶっ壊れればいいのに」とにかく生きづらかった10代――『愛と呪い』ふみふみこインタビュー【後編】

『ぼくらのへんたい』(徳間書店)で、女装する男の子たちの内面を鮮やかに描き切ったマンガ家・ふみふみこさん。このたび上梓した新作『愛と呪い』(新潮社)では、「宗教」をテーマに、孤独に押しつぶされそうなひとりの少女の闘いを描いている。  父親からの性的虐待、それを見て笑う家族たち、そんな異常な状況を変えてはくれない宗教というもの……。信仰心は決して救いになどならず、呪いを植え付けるだけ。そこにあるのは

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